ワークショップ最終日

先週末、ナイフ作りワークショップの最終日(3日目)が終了しました。今回の作業は、グリップパネルの完成、シース(鞘)作り、研ぎです。グリップは、2日目に荒削りまでは行っていますので、そこからさらに細かく削り足し、自分の手に合うようにしていきます。

グリップが完成したら次はシースです。材料はカイデックスと言われる樹脂の板を使います。このカイデックスは約180℃でグニャグニャに柔らかくなるので、温まっている状態でナイフの形にプレスして形成します。天然素材と違って、水に強いので、川や海などの水辺での使用や雨などに気を使う必要がなく、実用ナイフのシースにはもってこいの素材です。

そして最後は研ぎ上げて完成です。普段使用した包丁やナイフは砥石を使って研ぎ直すと思いますが、一度も刃が付いたことのない状態から砥石だけではを付けるのは、ずいぶんと大変です。なので、耐水ペーパー(紙やすり)の#100で荒削りを行い、その後に砥石に移行します。

こうやって、3日間で各人のナイフが完成しました。スケジュールの都合で後日代替日を設定している方もいますが、ここまでの進行具合を見ていると、全員3日間で完成するでしょう。根気が必要な工程はありますが、ワークショップ参加前に想像していたより使用する道具も少なく、簡単に完成したのではないでしょうか?皆さんが安全に正しい刃物の使い方をされると信じています。

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