セレーション①

セレーションという刃の形状があるのをご存知でしょうか?このブログを見てくれているマニアックな方はご存知の方が多いでしょうが、プレーンとも呼ばれる通常の刃と違い、パン切り包丁の様に波打った形の刃を指します。(今回紹介するセレーションは昔流行ったサバイバルナイフの峰側に付いているノコ刃の事ではありません)

メーカーによっては同じモデルでも両方のブレードタイプを用意しているので、プレーンとセレーションのどちらが良いか?ときどき尋ねられますが、どちらにもメリットデメリットがあり、その答えは切る対象によって変わります。セレーションが得意とする相手は、硬い繊維質のロープなどです。工事現場でよく使われるトラロープや荒縄の様な硬い天然素材のロープはプレーンの刃で切ろうとしても刃が滑りがちで、切りにくいのです。その様な対象をセレーションで切ると、バリバリと切ってくれるのです。

ここで「これまでの人生の中で、ロープ切るシチュエーションなんて無かったし!」と思われた方、その通りです。全体的にはプレーンの刃の方が使い勝手は良いです。しかし、水辺で活動する人達は重宝することがありますので、ダイバーズナイフやリバーナイフではポピュラーな刃なのです。また、船乗り、ダイバー、リバーガイド、レスキャー(救助者)は、すばやくロープ類を切断できるか否かが、命に直結する場合があるのでなおさら重要になってきます。

その様に、セレーションはプレーンの様な王道にはなれませんが、プレーンの苦手分野で大活躍するので、廃れることなく根強い愛用者がいるのです。そんなセレーションについて今回から数回書いていこうと思います。お付き合いください。

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