セレーション②

セレーションについては、前回お伝えしたように数回にわたって書こうと思いますが、全部読むまで我慢できずに購入する人がいるかもしれない!と思い、個人的な購入時の注意点を先に書いておこうと思います

この2本のセレーションを見比べてみてください。下のナイフは非常に荒く研がれたままで、上のナイフは丁寧にピカピカに研ぎ上げられています。綺麗に仕上げ砥石までかけられると、見栄えも良くいかにも切れそうですが、下の荒い目がそのまま残っている方が圧倒的によく切れます。プレーン刃の場合だと切る対象物次第で研ぎ方は変えますので、ピカピカに仕上げた方がいい場合もありますが、セレーションだとピカピカの刃は滑ってしまい、良いと感じた事がありません。観賞用にするのでない限りは、ザラザラと荒研ぎのままのナイフを購入されることをお勧めします。

セレーションのナイフを買う際にもう一つ選択肢があります。ブレードのほぼ全域がセレーションとなっている物と、刃の手前のみセレーションになっているハーフセレーションと呼ばれるモデルがあります。これも個人的な意見ですが、ハーフセレーションは中途半端な感じがするので、プレーン刃とセレーションは、それぞれを独立して持つほうが好みです。たしかにハーフセレーションは1本で両方の長所を活かす事も可能ですから、ハーフセレーションを好むベテランがいるのも事実ですが、私はナイフを紛失したり故障したりした時のために、バックアップの意味を兼ねて複数用意するようにしています。

刃先のコンディション、そしてフルセレーションかハーフセレーションか?
この2点がセレーションのナイフを購入時に意識するべきポイントです。
参考にしてみてください。

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