セレーション④

セレーションの研ぎ直しについて今回は書いてみます。
前回のブログで、セレーションは一度研ぐと切れ味が長持ちすると書きましたが、刃物である以上使えば切れ味は落ちますし、切れ味が落ちれば研ぐ必要が出てきます。プレーンの刃の場合は板状の普通の砥石で十分研げますが、凹凸のあるセレーションは通常の砥石だけでは研げません。
セレーション用の砥石という断面が三角形の棒状の砥石もありますが、私はイマイチ上手く使うことができませんでした。ですので、ダイヤモンドヤスリの丸と半丸を使用して研ぎ直します。刃の表(通常のセレーションだと刃の左面。大抵はメーカーロゴなどが入っている側)の凹を一つずつ角度を一定に研いでゆくのです。プレーンの様に根本から先端まで一気に研ぐことはできません。
こんな事を言うべきでないでしょうが、正直言ってメンドクサイです!これがセレーションの大きな弱点だと思っています。

全ての凹を丁寧に研ぎ上げる、気の遠くなるような作業を終了すると刃の裏面にバリが出ますので、通常の砥石に軽く当ててバリを落とせば完成です。
裏面はラクチンです♪

セレーションは、「〇〇で研げばすぐに切れるようになる」とか「〇〇すればいい」などのオススメがある方は、ぜひ教えてください。
お待ちしています。

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