先週末、ナイフ制作ワークショップの2期目が終了しました。
最終日は、グリップを仕上げ、シース(鞘)を作り、刃を研ぎ上げて終了となります。
1期のときは、グリップの仕上げ作業に時間がかかりすぎてしまい、全体的に研ぎの時間が少なめでしたが、2期ではグリップを丁寧に仕上げてから当日を迎えた人たちばかりだったので、比較的研ぎに時間を割けました。
とは言っても、「研ぎ」は教えることは少ない半面、実際に自分でやってみて慣れるための時間が沢山必要なので、今回の講習中だけでバッチリ腕が上がることはありません。それでも、重要なポイントを全員が理解することはできたんじゃないでしょうか?研ぎのレクチャーなのに砥石をほとんど使わず、#100の耐水ペーパーだけ!そして最後に秘伝のボロ布をちょっと使うだけで、ブッシュクラフトで使用するには全く問題ないレベルまで仕上げる事ができます。それを実演して見せた時にみた受講生たちの驚きの顔は、こちらが嬉しくなりました♪
ぜひ今後も練習して、せっかく作ったナイフを切れる状態に維持して下さい。
このワークショップは、単純に1本のナイフを作る(手に入れる)だけではありません。サンダーを使えば金属も樹脂も切って削ることができますし、ドリルで穴を開けることもできます。シース制作で使用した素材のカイデックスはナイフのシース以外にも、スマホやライトのホルダーも作ることができます。受講された方の新たなアイデアや作品の誕生を、楽しみにしていています。
合計3日間、お疲れ様でした。