先日YouTubeにBow Shooting Workshopの動画をアップしました、その中に登場している光る矢について問い合わせが多いので、 ここで紹介します。

あの光る矢は、矢全体が光っているのではなく、ノックと呼ばれる矢の後端の弦にはまる部分が光っているのです。

この光るノックは ライトノックと言い 、元々ハンティング用です。多くの獲物は矢をくらうと一時的に逃げることが多いです。それは銃と違って弓のパワーはそれほど強くないからです。ですからハンターは、トラッキングしながらその獲物を追いかけて力尽きている動物を探すのです。

昼間なら視覚が効くのでトラッキングしやすいですが、夕暮れ近くからトラッキングしなくてはいけなくなると大変なんです!

そんな時に矢にこのライトノックが付いていたら、目立つのですごく探しやすいのです。

もちろん日本では矢での狩猟は禁止ですから、このメリットは直接は関係ないです。

では、ライトノックは日本で無意味でしょうか?そんな事はありません。

フィールドアーチェリーの様に野外で弓矢を射って、的を外したら矢を探さなければいけません。 そんな時にこのライトノックが付いていたら 、探すのがとても楽なのです!※試合ではおそらく使えません。

特に助かったのは雪の中での矢探しです!雪質にもよるでしょうが、踏み固められていない雪はボリュームはあるのに矢が通り抜けるのにほとんど抵抗がないのがポイントです。

ですから、浅い角度で雪の積もった大地に矢が刺さると、想像以上に長い距離を雪の中を矢は進んでいきます。これにより、矢が見つからなかった時に、夜に再びその場所に探しに行ってみました。するとどうでしょう?遠くからその場所が視界に入っただけで、雪の中のノックが光っているのが分かり、一瞬で発見できました!それは日中探しまくっていた場所からです!!

雪の中の矢探しがどれほど大変かが身にしみた瞬間でした。

1枚目は、本当に雪の中で光っていて、2枚目と3枚目は掘り返している途中のものです。

また別の効果もあり、飛翔する矢の軌跡が分かりやすいことです。

その事により弓と矢の調整がすごくしやすいのです!

スマホのスロー撮影モードで撮影しても、ここまでハッキリは見えません。もちろんスロー撮影に強いカメラは、現在では入手しやすいのかもしれませんが、ライトノックを付けておくとスマホの通常撮影でも軌跡が見やすいのです。

そんなメリット多めなライトノックですが、ウィークポイントもあります。それは耐久性の低さです!ノックは元々小さいパーツです。その中に電池やLEDやスイッチを組み込んであるのですから、弱くなるのも当然です。手持ちの矢の多くにこのライトノックを組み込みうと思いましたが、破損率の高さゆえ悩み中。

動画を見ていただくといくつかタイプがあるのが解ると思います。僕が使っているのは、矢を放った瞬間から光り始めるタイプです。

モノによっては電池を刺した瞬間からずっと光りっぱなしのタイプもありますが、暗い中で射つ前から眩しすぎるので使いにくいです。

細かなメリットを考えなくても、自分が放った矢が光りながら飛んでいくのは、綺麗です(笑)

アルミやカーボンシャフトの矢を使っている人は、一度試してみるのも面白いですよ♪

自分で制作したナイフが様々なシチュエーションで活躍していると、嬉しいご連絡をいただいています♪

その、根強い人気のナイフ制作ワークショップ、5期の詳細です。過去の詳細とほとんど変更はありませんが、会場の都合で定員が2名となっています!

参加ご希望の方は、ご注意下さい。

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【開催日程】
1回目 3/19(土) 9:00〜17:00
2回目 3/20(日) 9:00〜17:00
3回目 4/10(日) 9:00〜17:00

3/19と3/20ですが、宿泊のご用意はありません。3日間とも08:45に集合していただきます。ですが、遠方からの参加者の方は多少参加されやすい日程になっていますので、ぜひご検討ください。

【開催場所】
東京都江戸川区

【講習料】
¥75,900(講習費3回分、保険料3回分、材料費、熱処理費用、消耗品、消費税)

【持ち物】
汚れてもいい服装
安全靴またはスニーカー(サンダル等肌が出ている靴は不可)
手袋(必要に応じて)
印鑑(三文判可)
*防塵ゴーグル、防塵マスク、耳栓は配布します。

【定員】
2名
参加希望者はオーダーフォームへ必要事項を記入し、濱田(下記アドレス)へメールをお願いします。
hamada@sou-inc.com
基本的に先着順で対応させていただきます。

【オーダーフォーム】===============
氏名:
ふりがな:
郵便番号:

氏名:
ふりがな:
郵便番号:
住所:
電話番号:
メールアドレス:
生年月日:
性別:

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*記載していただいた個人情報は、ワークショップ開催時に加入する傷害保険以外には使用しません。ご本人の同意がなければ第三者に個人情報を提供することもございません。取得した個人情報は管理責任者を定め、紛失や漏洩などが発生しないよう積極的な安全対策を実施いたします。

先週末、山中で弓を射つワークショップが無事終了しました。


事前に想定していた通り、ものすごく寒い中での2日間でした。
しかし、猟期は冬場であることが多いもの。※日本では弓矢での狩猟は禁止です!
その寒さの中でどう弓を射つのか?考える良い機会になったのではないでしょうか。

今回の参加者の皆さんは、全員が自作の弓や矢を製作した経験を持つ方々ですが、既成品の弓を購入して持参された方が多かったです。自作弓と既成品の弓はそれぞれ違った良さがありますが、既成品の弓の中にもいろんな個性の弓があるので、この様な機会に他の参加者の弓を射たせてもらったり、ウンチクを聞いたり、ワークショップ当日にスマホからポチりそうになったり、良い情報交換の場にもなっていました。

今回は2日目の最後に、競技形式のタイムトライアルを行いました。
パッキングされている弓を組み上げ、射ち、走り、不自由な体勢から射ち、走り、斜面を下り、また射ち、人によっては谷を超えまた射つ!


全てのターゲットを射ち終わってもまだ終わりでなく、弓をパッキングし直し、走り、ゴールするのです。
全ての行程に意味を持たせた、我ながら面白く少しハードなコースが出来たと思います♪
参加者の方からはまだクレームが届いていませんので、満足いただいたと思いこんでいます(笑)


興味のある方、ぜひ次回チャレンジして下さい。
※その様子は動画を取りましたので、近々YouTubeでアップしたいと思います。もうしばらくお待ち下さい♪

SOUのYouTubeも準備中ですが、出版でもよくお世話になっている二見龍さんが一足先にYouTubeのスタートを切りました。
そして先日、僕も対談形式で参加させていただきました。

二見さんが昔直面した鉄砲水の怖さ、その際の人々の反応など、実際に水の恐怖にさらされた際のお話が聞けます。
個人的な感想としては、この水の怖さや現場の混乱は、水辺に関わって活動していると、多かれ少なかれ経験しやすいものですが、それが指揮官の立場で経験し語られている部分がレアです!

自分(指揮官)が真っ先に安全な場所へ移動し部隊の掌握を行い、部隊を指揮していくのがいいのか?自分が部隊のしんがり(最後尾)になり隊員の安全を優先しつつ、リスクのある場所から最後に脱出するのがいいのか?
それは、状況によって、また指揮官を含めた部隊の人員によってもベストな選択肢は変化するのでしょう。

この部分を語る時の二見さんの表情や雰囲気が、すごく印象的でした。
指揮官として何度も葛藤し考えてきた問なのだと思います。

お楽しみ下さい♪

すでに開催は発表してある弓を射つワークショップの2期目の案内です。

下のリンクから、詳細をご確認下さい。

前回のワークショップ後には、弓を購入した方が何人かいましたし、「たくさんの矢が欲しい!」と 自作の矢を作り足した人もいました♪今回もタイプ違いの自作弓や、いろんな種類の既成品の弓を見ることができるでしょう。

このワークショップもそうですが、 屋外のフィールドで 弓を楽しむ際のポイントを2つ紹介します。

1つ目は 、目立つ矢を使うことです!

暗い色やアースカラーの矢を使うと、紛失のリスクが高まるだけでなく、矢を回収する際に自分の射った矢を探す時間が増えてしまうからです。

2つ目は、矢をたくさん準備することです。

ワークショップの参加には最低矢を3本ご用意いただいていますが(購入可)、6本以上をオススメします。初心者の頃は狙いを外し矢を壊しがちですし、上達するとある程度の数をまとめて射ったほうが、自分の癖や技術の傾向を知ることが出来ます。ワークショップ参加の際はご検討下さい。

今年もよろしくお願いします。

SOUのワークショップは一昨年から 始まりましたが、活発に動き出したのは去年からです。

そして今年は!?

今の段階で決まっているのは2つ、弓を射つワークショップ と、ナイフメイキングワークショップです。

・弓は、2/5-6で御前山

・ナイフメイキングは、3/19,20,4/10の3日間でハマラボ

弓を射つワークショップは、一番寒いと思われる時期に行いますが、実は本来猟期は冬なんです。

もちろん、日本では弓での狩猟は禁止ですが、海外の多くのハンターはその寒さの中で獲物を追い、待ち、冷えた体で弓を引き、かじかんだ手で矢を放つのです!

暖かい時期だと簡単に出来た事も寒さの中では難しかったりします。矢を取り出し弓につがえる。ただそれだけの事が一苦労になる事も。

寒さ対策で着ていた上着に弦がぶつかり、狙いを外す!

海外のボウハンター達の苦労と工夫に触れることができるでしょう。

去年同じワークショップに参加された人だと、そのコンディションの違いが明確に感じるでしょう。

ナイフメイキングの方は、モノ作りに適した心地よい季節の開催となります。

どちらのワークショップも詳細は近日発表しますので、お待ち下さい♪

肩を痛め、いつも使っている弓が全く射てなくなりました。

弓の強さはポンド(#)で表されるのですが、昔競技にも少し出ていた頃48#を使用していました。

そこから62#→58#→36#→40#→45#そして今回入手したのが28#。

今の所62#がピークです。

そこから58#に落としたのは、練習量が減って62#を射ち続けるのが厳しくなったので、少し落としました。

その後10年近いブランクの後で再開時に36#から再スタート。大きくポンドダウンして慎重に鍛え直し。

今回の28#は自分でも信じられないぐらいの弱弓ですが、28#でさえ肩が痛んで射てなかったので、左右の腕の役割を逆にして、左利きの人と同じ射ち方(左射ち)を練習することにしました。

射つ動作自体もぎこちないですが、クイーバー(矢筒)から矢を取り出し矢を弓につがえる、射つ以外の動作全てが予想以上にぎこちなく、笑ってしまいます。

長く弓を射ってきたので、すっかり忘れていた初心者の頃の気持ちを思い出しました。これはワークショップで射ち方を伝える際にプラスになるはずです!

前回の弓ワークショップ動画

早く今まで通り右射ちに戻したいのですが、ちょっとずつ慣れてきた左射ちをもっと練習したくもあります。

せっかくなので、左右どちらでもしっかり当たる様にしますね♪

先日、弓を射つことにフォーカスしたワークショップを行いました。オリンピックスタイルのアーチェリーであれば教えてくれる所は色々ありますが、サバイバルシチュエーションで自作する様な原始的な弓の射ち方や、当て方を教えてくれる所は、珍しいのではないでしょうか?

参加者の方は、これまでの弓制作ワークショップで自作した弓を使う人や、ネットで気になった弓を購入してくる人などいろいろいましたが、今回のワークショップのポイントは「サイトの無い弓でもしっかり当てられる様になる!」なので、基本的にはどんな弓でも共通するのはサイトが無い事です。

今回の参加者はみんな上手くなりましたよ〜♪

座学もほぼ森の中!

的は朽ちかかった切り株や、廃棄されていたゴミ(ポリタンクなど)、風船を今回は使いました。使用したゴミは回収して帰るので、環境の改善にも貢献しています♪風船は当たるといい音を出しながら割れるので、当たったことを周囲にアピールできるしなんかテンション上がります(笑)

2日目の午後は森の中を全員で移動しながら、安全に射てる場所を探し、一本の矢で勝負します。全員との一発勝負です!これは、ロービング とも呼ばれる練習で、フィールドアーチェリー競技にも通じます。この練習で得るものは多く、・距離読み・平地だけでない様々な環境の中での射・一発勝負に怯まない強いマインドだけでなく、なにより安全の確保を意識する様になります。

的周辺は安全か?的周辺に矢を弾く硬い岩などが無いか?十分なバックストップがあるか?自分の前方(矢の通り道)に人がいないか?斜面などの不整地であっても安全に射てるだけの安定を確保できているか?移動間に弓や矢に破損はないか?などなど考えることは非常に多いですが、これは本来アーチャーが矢を射つ度に常にチェックすべき事項です。しかし、管理された射場だけで射っているとついつい疎かにしがちであり、それが重なり考えることさえしなくなりがちな重要な項目なのです。自分の感覚と頭を使う事を忘れてはいけません!

なんと、弓が折れるまで射ち続けた猛者もいました!!

お疲れ様でした。また一緒に射ちましょう♪

矢には相反するとも言える2つの宿命(?)があります。1つ目は、「弓矢という道具の命中精度の大部分を矢が担っている」事です。そう書くと弓本体を軽視しているかの様に思えるかも知れませんが、そうではありません。弓矢は基本的に複数の矢を1本の弓で射ちますので、弓は同じものを使います。それに対して矢は複数本射つということは、全ての矢を同じクオリティやコンディションに保っておかないと、高い射撃精度は求められないからです。安定した命中精度を実現させるためには、高い「同一性」を求められるのが矢なのです。

2つ目の宿命は、「矢は消耗品である」という事です。昔の戦であれば、多くの矢が使い捨てになったでしょう。海外で行われるハンティングの際も、獲物に命中しても外れても、矢が破損することは珍しくありません。競技であれば簡単に壊れることは少ないですが、それでも的を外したり、継矢と言って的に刺さっている矢に命中させると壊れることもあります。それは上手くなればなるほど発生しやすい現象ですので、やっぱり消耗品なんです。


ですから、状況や競技スタイルで違いはありますが、1〜2ダースぐらいは全く同じコンディションの矢を揃えておきたいものです。

矢が自分の思った所に当たらなかった時、自分自身のミスだったのか?それとも、道具(矢)が悪かったのか?
矢がキチッと同じコンディションで揃っていれば、そんな事を考える事無く、自分の技術向上に務めることが出来ます。本気で上手くなろうとした時には、良い道具を使うことが上達の近道です。

自分で矢を組み上げたり、一から作っている時は、綺麗に飛ぶように、よく当たるように願いを込めながら丁寧に作ります。その矢を射つ際は当たって欲しいという思いと、壊れてしまう覚悟を持って、弓に番(つが)えます。
その後〜発射を終えるまでは、そのような思いは「雑念」となりますので切り離しますが、長く使ってきた矢ほどその1本1本にはいろんなドラマが詰まっていますので、クイーバー(矢筒)から抜き出した時は感慨深いのです♪

矢の素材は、木や竹などの天然素材からアルミに移行し、近年競技ではカーボンやカーボンとアルミの複合材が主流になっています。
僕はどれも使いましたが、アルミ矢が一番使用頻度が高いです。理由は、耐久性があり、高い均一性と安定した射ち心地で、比較的安いから。

僕は、海外のショップから矢を構成するパーツを購入し、自分で組み上げます。矢尻(=ポイント)、シャフト、羽根、ノックを自分の好きなタイプや色を選択しまとめて購入する事が多いです。
それらのパーツが到着すると、羽根を自分の好きなサイズや形にカットしてから作り始めます。



こうやって20年以上自分で使う矢は作っていますが、サバイバルの観点からは、パーツを買ってきて組み上げるのではなく、自然界やもっと身近なものから採取して矢を作りたいとも思っていて、アルミ矢作りと同時進行で、いろいろ作ってきました。この辺りは「弓矢製作ワークショップ」の理念に共通します♪
https://souunit3.com/ワークショップ/2/

シャフトの素材としては木や竹(=笹)を使うことが多め。木も竹も実際に作ってみると、竹の方が作りやすく、完成品の性能も高いと感じます。もちろん、入手できる素材次第でその辺りは変わってくるでしょうが、自分で試した範囲ではそうでした。

日本各地の戦国大名が、自分の領内に笹をたくさん植えて戦に備えたのも同じ思いからでしょう。木よりも笹の方が成長も早いので、たくさんの矢を準備するにも向いていますしね。


海外の資料には、河原に生える「葦」を使った矢も登場し、優秀な矢になると書いてありますが、日本の葦を使って試した結果は、圧倒的に強度不足でした。
特別な製法があるのか?日本の葦とは強度が違うのか?は、まだ判明していませんが、笹以上に大量に生えると思える葦が優秀な矢になるならありがたい!
しかし、日本国内で葦の矢がポピュラーでない以上、日本では葦よりも笹を使った矢の方が明らかに良いのでしょう。そうでなかったら、大量の矢が必用とされていた戦国時代には、葦の矢も使用されていたでしょうし、その記録を目にする機会がありそうですから。


このブログを読んでくれている方は、サバイバルやブッシュクラフトに興味がある人が多いと思います。「〇〇で作った矢が良かった!」「〇〇が良いらしい!」など情報や経験があれば、ぜひ教えてください♪

今月最後の週末には、弓矢制作ワークショップが開催され、また新たな矢が誕生します。受講生の方々がどんな矢に仕上げるのか?それを見るのが今から楽しみです♪