先月の初回に引き続き、第2回目のワークショップも無事に終了しました。1日x3回のワークショップで1本のナイフを作り上げるコースですので、今回で2/3終了です。

今回で、熱処理前までの作業を終了させます。メインの作業は、ベベルと言って刃の傾斜を削る作業です。初回はナイフのアウトラインを削り出す作業でしたから、板から自分のナイフが姿を現していく変化の大きい楽しい作業でしたが、今回は繊細さと根気を要求される1日です。

刃先の厚みは0.5mmほどまで薄く削ってゆくのです!薄くしなければいけないのは、刃物を作るので当たり前と言えば当たり前なのですが、鋼だってそれほど薄くすれば弱くなります。焼入れ(熱処理)前ならなおさらです。材料に当てる電動工具の角度や場所が狂うと大失敗につながりかねません!慎重にベベルを少しずつそいでいくイメージです。

完成までの3回の開催の中で一番地味な日でしたが、参加者の方は心が折れることなく、最後まで削りあげました♪

ナイフ作りだけでなく、僕が金属加工をする際に大活躍するのがこの道具です。

その小さなボディーからは想像しないぐらいの大音量を発しながら、バリバリ鉄の姿を変えていきます。切ってよし、削ってよし、磨いてよし、の万能っぷり♪

電動工具はコレと穴あけのためのドリルだけで、今まで多くのナイフを作ってきました。良い相棒です♪

週末、灼熱の作業場の中、無事にワークショップの初回が終了しました。

刃物を扱う上での大切な法的な話、製作にあたっての行程などの座学から始まります。

その次は、自分の作りたいデザインを、鋼材(材料の板)に写します。

鋼材にデザインを写したら、ひたすら削ってゆきます。

本日の作業のメインです。

17:00で初回は終了でしたが、次回に参加できない方が引き続き作業を継続!

日は暮れても、受講生のヤル気は途絶えません!

参加された皆様、暑い中お疲れ様でした。

9月はもう少し涼しくなっているといいですね♪

ダイバー、リバーガイド、カヌーイスト、キャンパー、ブッシュクラフトマン、に代表されるアウトドアマンや釣り人、ハンター、レスキャー、自衛隊員には、様々な形で刃物が必要です。

リバーガイド(ラフティングのガイド)にはナイフは必需品で、仕事で川に入る際は必ず装備することが義務付けられていて、私も川で実際にナイフを使用して人命を救ったり、危機を脱した経験は何度もあります。
ブッシュクラフトやそれに類するキャンプでは、ナイフが無ければ、なにをするにも何倍も時間がかかるでしょう。

刃物を使用した悲しいニュースも多く、現代の日本では悪者扱いを受けがちなナイフですが、本来はとても役に立つ重要な道具です。

過去に実施した同様のワークショップには、キャンパーやリバーガイド、自衛隊員の方々が受講されていました。
まもなく開始するナイフ製作ワークショップを楽しみにしていてください。