パニック&カウンターパニック

暑い日が続くようになってきましたね。毎年暑い季節になると、どうしても水辺での事故が増えてきます。ですから、水害を含めた防災についても書きたいと思い、新しいカテゴリーを作りました。ぜひ読んで下さい。

先日知り合いから『ネット上の情報で、「子どもは静かに溺れる…」というのを見つけたんですけど…』と意見を求められましたので、この場を借りてそれについてのコメントを共有したいと思います。

僕が読んでみた記事は、一般的に溺れている人はバチャバチャと暴れていると思われがちだが、子供は静かに沈んでいくので、「暴れていないから溺れているわけではない。」と思い込まないようにしましょう。という注意喚起のために書かれたものでした。

賛成です!では、せっかくなので話を少しずらしてみましょう。大人が溺れている時は、必ず暴れるものなのでしょうか?

そうとは限らないのです!

溺れて暴れている状態は、パニックと呼ばれる状態で、ホラー映画などでもよく出てくるキャーキャー騒いでいるのと同じ状態です。実はあまり知られていませんが、パニックには2種類あって、1つ目が今紹介した「パニック」で、もう一つは「カウンターパニック」と呼ばれるものです。このカウンターパニックというものがどういうものかというと、思考停止の放心状態の事です。落水した時にこのカウンターパニックに陥ると、人形が流されているかのごとく無反応で沈んだり流されたりします。

ショックを受けパニックに陥った時に「パニック」になるか「カウンターパニック」になるかの割合ですが、海外では「パニック」:「カウンターパニック」=9:1、日本では7:3と言われています。騒ぐことを良しとしない日本の風習が影響しているのかもしれませんが、実際に溺れた人を多数見て救助も行ってきた個人的な経験からは、その半数以上がカウンターパニックだと感じます。

またパニックで暴れている場合でも、「元々持っていたイメージよりもおとなしい」というのが正直な感想です。この元々持っていたイメージ自体は個人差があるので、ひとくくりに出来ませんが、はっきり言えるのは「溺れている人=暴れている」と安直に判断してしまうのはやめたほうが良いということです。

今回はパニックとカウンターパニックを紹介しました。この違いを知ってからアクション物、戦争物、ホラー物、サメやワニなどのパニック物の映画やドラマを見ると、パニックもカウンターパニックもちゃんと表現されているのに気付けます!

まもなく8月、油断せず気持ちの良い水辺を楽しんで下さい♪

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