先日、弓製作1Dayコース2期目と、ナイフ製作ワークショップ4期目が行われました。
どちらとも、天気も気温も良く快適なワークショップになり、新たな弓矢やナイフが誕生しました♪

弓ワークショップでは、矢に付ける羽根の形状や付け方に工夫を凝らす人も多く、見ていてこちらも楽しかったです。1期目からの参加者さん独自のアイデアや工夫も脈々と受け継がれています♪

本来弓はグリップを境に上下のリム(曲がる部分)の強さが意図的に変えてあるのが普通ですが、通常その強さの差は極僅かなものです。今回の受講生の中にはその差が大きく、一見アンバランスに見える仕上がりになった方もいますが、実際に射ってみるとすごく射ちやすいんです!


これにはビックリしました。なので、無理に修正せずにそのままの形で最後まで仕上げました。
セオリー通りでなくても、大当たりがある!弓って奥が深いですね。僕にとっても新たな発見でした。

ナイフの方は、まだ最終日を1日残していますが、とても順調に作られています。


今回の参加者の方も左利き!このナイフ作りワークショップは、左利きの方の参加率が高めですが、細かい部分を左利き用に仕上げることができるので、自作のメリットが活きてきます。左利き用の道具は世の中に多くないので、左利きの参加者の方にはいつも喜ばれます♪
そして、今回の参加者の方は、ブッシュクラフトで人気のファイヤースターターを擦るための、ストライカー機能もナイフに盛り込んでいました。正直、このストライカー機能は、多くの方が付けると思っていたのに、SOUのワークショップでは今回の参加者の方が初めてです。実際に使ってみた結果が気になりますね♪

僕はいろんな物を「自作」してきましたが、根本から自分に合わせて作れる所は、大きな魅力の一つです。ぜひ皆さんも自作の喜びを感じてみて下さい♪

矢には相反するとも言える2つの宿命(?)があります。1つ目は、「弓矢という道具の命中精度の大部分を矢が担っている」事です。そう書くと弓本体を軽視しているかの様に思えるかも知れませんが、そうではありません。弓矢は基本的に複数の矢を1本の弓で射ちますので、弓は同じものを使います。それに対して矢は複数本射つということは、全ての矢を同じクオリティやコンディションに保っておかないと、高い射撃精度は求められないからです。安定した命中精度を実現させるためには、高い「同一性」を求められるのが矢なのです。

2つ目の宿命は、「矢は消耗品である」という事です。昔の戦であれば、多くの矢が使い捨てになったでしょう。海外で行われるハンティングの際も、獲物に命中しても外れても、矢が破損することは珍しくありません。競技であれば簡単に壊れることは少ないですが、それでも的を外したり、継矢と言って的に刺さっている矢に命中させると壊れることもあります。それは上手くなればなるほど発生しやすい現象ですので、やっぱり消耗品なんです。


ですから、状況や競技スタイルで違いはありますが、1〜2ダースぐらいは全く同じコンディションの矢を揃えておきたいものです。

矢が自分の思った所に当たらなかった時、自分自身のミスだったのか?それとも、道具(矢)が悪かったのか?
矢がキチッと同じコンディションで揃っていれば、そんな事を考える事無く、自分の技術向上に務めることが出来ます。本気で上手くなろうとした時には、良い道具を使うことが上達の近道です。

自分で矢を組み上げたり、一から作っている時は、綺麗に飛ぶように、よく当たるように願いを込めながら丁寧に作ります。その矢を射つ際は当たって欲しいという思いと、壊れてしまう覚悟を持って、弓に番(つが)えます。
その後〜発射を終えるまでは、そのような思いは「雑念」となりますので切り離しますが、長く使ってきた矢ほどその1本1本にはいろんなドラマが詰まっていますので、クイーバー(矢筒)から抜き出した時は感慨深いのです♪

矢の素材は、木や竹などの天然素材からアルミに移行し、近年競技ではカーボンやカーボンとアルミの複合材が主流になっています。
僕はどれも使いましたが、アルミ矢が一番使用頻度が高いです。理由は、耐久性があり、高い均一性と安定した射ち心地で、比較的安いから。

僕は、海外のショップから矢を構成するパーツを購入し、自分で組み上げます。矢尻(=ポイント)、シャフト、羽根、ノックを自分の好きなタイプや色を選択しまとめて購入する事が多いです。
それらのパーツが到着すると、羽根を自分の好きなサイズや形にカットしてから作り始めます。



こうやって20年以上自分で使う矢は作っていますが、サバイバルの観点からは、パーツを買ってきて組み上げるのではなく、自然界やもっと身近なものから採取して矢を作りたいとも思っていて、アルミ矢作りと同時進行で、いろいろ作ってきました。この辺りは「弓矢製作ワークショップ」の理念に共通します♪
https://souunit3.com/ワークショップ/2/

シャフトの素材としては木や竹(=笹)を使うことが多め。木も竹も実際に作ってみると、竹の方が作りやすく、完成品の性能も高いと感じます。もちろん、入手できる素材次第でその辺りは変わってくるでしょうが、自分で試した範囲ではそうでした。

日本各地の戦国大名が、自分の領内に笹をたくさん植えて戦に備えたのも同じ思いからでしょう。木よりも笹の方が成長も早いので、たくさんの矢を準備するにも向いていますしね。


海外の資料には、河原に生える「葦」を使った矢も登場し、優秀な矢になると書いてありますが、日本の葦を使って試した結果は、圧倒的に強度不足でした。
特別な製法があるのか?日本の葦とは強度が違うのか?は、まだ判明していませんが、笹以上に大量に生えると思える葦が優秀な矢になるならありがたい!
しかし、日本国内で葦の矢がポピュラーでない以上、日本では葦よりも笹を使った矢の方が明らかに良いのでしょう。そうでなかったら、大量の矢が必用とされていた戦国時代には、葦の矢も使用されていたでしょうし、その記録を目にする機会がありそうですから。


このブログを読んでくれている方は、サバイバルやブッシュクラフトに興味がある人が多いと思います。「〇〇で作った矢が良かった!」「〇〇が良いらしい!」など情報や経験があれば、ぜひ教えてください♪

今月最後の週末には、弓矢制作ワークショップが開催され、また新たな矢が誕生します。受講生の方々がどんな矢に仕上げるのか?それを見るのが今から楽しみです♪

弓作りのワークショップはこれまでに行ってきましたが、今回は射つ事にフォーカスしたワークショップです。

弓を作る楽しみは体験していただいたでしょうが、弓に限らず道具は「使ってこそ」です。そこには作るときとは別の楽しさと喜びがあります。弓を作るワークショップの際も少しは射ちましたが、今回はもっと詳しく解説し、体験し、身につけていただきます。

具体的には、作るワークショップの際は「感覚」で射ってもらいました。これの至高の境地は「インスティンクティブ・シューティング」と言われ、最終到達地点とも言えますが、最初からずっと感覚だけを頼りに射っているとなかなか上達しないものです。ですから、具体的なサイティング(=照準方法)のテクニックを練習します。

また、弓の正しい傾け角も見つけ出します。この「正しい傾け角」は、使用する弓、矢、射手自身によって変化しますので、全員が探っていくべきものなのです。

そしてその2つの土台となるのが、正しいフォームです。正しいフォームには抑えるべきポイントがいくつか存在しますので、自分にとって何が正しいのか?を知り、作り上げていきます。

「サイティング」「正しい弓の傾け角」「正しいフォーム」を身につけると、弓矢の精度は明らかに向上します!

次は、的までの距離が変わるとどうなるでしょう?的が高い所や低い所など水平でなかったら何をしなければいけないのでしょうか?

これらのテクニックは、照準器を付けないベアボウスタイルや、山中で行うフィールドアーチェリーの競技でも使用されているものです。弓矢を上手く扱うのは、ブッシュクラフトの楽しみの追加にもなりますし、ここから競技の世界に足を踏み入れても面白いですよ♪

今回はそれに加え、安全に楽しく弓を射つにはどの様な道具があると便利なのか?和弓などのモンゴル式と地中海式のメリット&デメリット。などなど、紹介します。自分のスタイルを確立できるコースになるでしょう!

今まで弓は自作したことがあるし、なんとなく射って楽しんできた!という方、弓矢の射撃精度を上げてみたくはありませんか?今回は「なぜそうしなければいけないのか?」の仕組みから紹介しますので、今後自分一人で練習する時にも圧倒的な助けになります。的から外れた矢が、「なぜ外れたのか?」が見えてきます。「遊び」からワンランクアップ間違いありませんよ♪

※レンタルの弓も数本ありますが、希望者数次第で、複数名で1本の弓を使用する状況もあります。

※自作の弓以外の既成品の弓も利用可能です。

※矢は最低3本は必用ですので、自作されるか、参加希望メールを送信いただく際に購入希望をお伝えください。

※販売用アルミ矢¥3,300/3本セット(税込)(鳥羽根、アルミシャフト、スクリュー式の交換可能矢尻、調整可能ノック)

※ご質問、ご相談は遠慮なくメールください。

※残念ながら、日本国内では矢による狩猟は禁止です!

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【開催日程】

10/23(土)~24(日)

【開催場所】

御前山青少年旅行村

【講習料】

¥33,000(講習費、宿泊費、保険料、食費、消費税)

※1日目の昼食はご用意ください(集合場所のコンビニで購入可能)

【持ち物】

必需品

・弓

・矢3本以上

・汚れてもいい服装

・手袋

・シューティンググラスやゴーグルなどのアイセイフティ

・印鑑(三文判可)

推奨

・弓

・矢6本以上

・アームガード(アーチェリー用)

・タブ(アーチェリー用)

・メモ&筆記具

【定員】

20名

参加希望者はオーダーフォームへ必要事項を記入し、濱田(下記アドレス)へメールをお願いします。

hamada@sou-inc.com

基本的に先着順で対応させていただきます。

【オーダーフォーム】===============

氏名:

ふりがな:

郵便番号:

住所:

電話番号:

メールアドレス:

生年月日:

性別:

==============================

*記載していただいた個人情報は、ワークショップ開催時に加入する傷害保険以外には使用しません。ご本人の同意がなければ第三者に個人情報を提供することもございません。取得した個人情報は管理責任者を定め、紛失や漏洩などが発生しないよう積極的な安全対策を実施いたします。

先日、奈良県の吉野川へ仲間の家族と共に川遊びに行ってきました。川の雰囲気は、事前にネットで調べたショボイ雰囲気とは明らかに違い、しっかりと増水していてものすごく楽しそう♪自分一人出来たのなら、写真や動画で写っている場所の奥(右岸側)にある激しい本流を泳ぎたかったですが、今回は小中学生の女の子3人が一緒なので、無理せず安全な行動の見本となれるように頑張りました(笑)

「水が流れている」という川の特徴を楽しむと、流れの無い場所よりもリスクは少し上がります。さらに、岩などの障害物があったり、落差のある所をクリアする楽しみは、そのままラフティング同様の面白さとリスクがあります。

小さな女の子が単独で(もちろん大人は傍で見ていますが)その流れにボートでなく浮輪で乗るのはライフジャケットを着けていても、怪我をしないかハラハラ!

ですが、川の楽しさとリスクは表裏一体ですから、「子どもたちを安全に楽しませる」という題目だと「どこまで何をさせて良いのか?」ものすごく悩みながらの1日でした。

人生ずっと勉強ですね♪

我々とは無関係でしたが、すぐ傍で悲しい出来事も発生しました。

みなさんも気をつけて楽しんで下さい。

DD UNITで編集された動画です。フェイスブックを見れる方は見てみて下さい。

https://fb.watch/7CQG5FJsPG/

好評いただいている「弓制作ワークショップ1Dayコース」に早くも2期目の開催が決定しました。この秋には「射つ」コースも予定していますが、そのためには自前の弓と矢などの道具が必用です!弓を射つコースに参加したいが弓がない方、過去のワークショップで弓は作ったがその際の出来が気に入らない方、射つコースで沢山射つために弱い(もしくは強い)弓も欲しくなった方、前回とは違ったタイプの弓を作りたい方も大歓迎です。ご連絡お待ちしています♪

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【開催日程】

9/26(日) 9:00〜17:00

【開催場所】

東京都江戸川区(ハマラボ)

【講習料】

¥20,000(講習費、保険料、材料費、消耗品、消費税)

【持ち物】

汚れてもいい服装

安全靴またはスニーカー(サンダル等肌が出ている靴は不可)

手袋(革手袋が好ましい)

ナイフ(折りたたみ式やカッターナイフも可)

スプレーペイント(弓塗装のため、お好みの色)

シューティンググラスなどの眼保護用ゴーグル

印鑑(三文判可)

【定員】

6名

参加希望者はオーダーフォームへ必要事項を記入し、濱田(下記アドレス)へメールをお願いします。

hamada@sou-inc.com

基本的に先着順で対応させていただきます。

【オーダーフォーム】===============

氏名:

ふりがな:

郵便番号:

住所:

電話番号:

メールアドレス:

生年月日:

性別:

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*記載していただいた個人情報は、ワークショップ開催時に加入する傷害保険以外には使用しません。ご本人の同意がなければ第三者に個人情報を提供することもございません。取得した個人情報は管理責任者を定め、紛失や漏洩などが発生しないよう積極的な安全対策を実施いたします。

御好評いただいているナイフ製作ワークショップの、第4期スケジュールが決定しました。

今回も3期同様に、1日目と2日目は連続した日程です。

・10/2

・10/3

・11/14

の3日間です。

10/2と10/3ですが、宿泊のご用意はありません。3日間とも08:45に集合していただきます。ですが、遠方からの参加者の方は多少参加されやすい日程になっていますので、ぜひご検討ください。

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【開催日程】

1回目 10/2(土) 9:00〜17:00

2回目 10/3(日) 9:00〜17:00

3回目 11/14(日) 9:00〜17:00

【開催場所】

東京都江戸川区

【講習料】

¥75,900(講習費3回分、保険料3回分、材料費、熱処理費用、消耗品、消費税)

【持ち物】

汚れてもいい服装

安全靴またはスニーカー(サンダル等肌が出ている靴は不可)

手袋(必要に応じて)

印鑑(三文判可)

*防塵ゴーグル、防塵マスク、耳栓は配布します。

【定員】

4名

参加希望者はオーダーフォームへ必要事項を記入し、濱田(下記アドレス)へメールをお願いします。

hamada@sou-inc.com

基本的に先着順で対応させていただきます。

【オーダーフォーム】===============

氏名:

ふりがな:

郵便番号:

住所:

電話番号:

メールアドレス:

生年月日:

性別:

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*記載していただいた個人情報は、ワークショップ開催時に加入する傷害保険以外には使用しません。ご本人の同意がなければ第三者に個人情報を提供することもございません。取得した個人情報は管理責任者を定め、紛失や漏洩などが発生しないよう積極的な安全対策を実施いたします。

水害や水難対策として一番有効な対策は何か?必用な装備は何か?

よく尋ねられるこの質問ですが、僕はPFD(パーソナル・フローティング・デバイス≒ライフジャケット)と答えます。もちろん、状況によって変わることもありますし、災害全般としてなら答えは変わってきますが、水害や水難対策に限定すると多くの場合PFDが最重要ツールと言えるでしょう。

日本ではまだまだPFDの着用が浸透していないため、「ライフジャケットって、大袈裟じゃない?」と思われることが非常に多いですが、実際に川に入る水害や水難対策の講習でPFDの有り&無しを体験させると、全員がPFDの重要性に目覚めます。

そして、「どのPFDが良いですか?」が次の質問になりがちです。この質問の答えは、その人の想定している状況や置かれている環境によってベストなPFDは変わってきますので、大勢の人に当てはまる一つの商品だけを答えることができなくなります。

実際にPFDの購入を検討し調べた人からは、「浮力って何キロ必用ですか?」と聞かれることもあります。その答えとしては「体重の10%以上」が一つの目安になります。

国土交通省が船舶に装備すべきライフジャケットとして細かく規定している数字もありますが、自分の経験上は流れのない場所では体重の10%以上、強い流れの中でも安心感があるのは10kg以上だと感じます。もちろん流れの強さ、着用者の体重、泳力、服装、気温、水温、体力、他の荷物などなどの状況によって変化しますが、目安としては妥当でしょう。

PFDの購入を検討している方は、参考にしてみてください。

暑い日が続くようになってきましたね。毎年暑い季節になると、どうしても水辺での事故が増えてきます。ですから、水害を含めた防災についても書きたいと思い、新しいカテゴリーを作りました。ぜひ読んで下さい。

先日知り合いから『ネット上の情報で、「子どもは静かに溺れる…」というのを見つけたんですけど…』と意見を求められましたので、この場を借りてそれについてのコメントを共有したいと思います。

僕が読んでみた記事は、一般的に溺れている人はバチャバチャと暴れていると思われがちだが、子供は静かに沈んでいくので、「暴れていないから溺れているわけではない。」と思い込まないようにしましょう。という注意喚起のために書かれたものでした。

賛成です!では、せっかくなので話を少しずらしてみましょう。大人が溺れている時は、必ず暴れるものなのでしょうか?

そうとは限らないのです!

溺れて暴れている状態は、パニックと呼ばれる状態で、ホラー映画などでもよく出てくるキャーキャー騒いでいるのと同じ状態です。実はあまり知られていませんが、パニックには2種類あって、1つ目が今紹介した「パニック」で、もう一つは「カウンターパニック」と呼ばれるものです。このカウンターパニックというものがどういうものかというと、思考停止の放心状態の事です。落水した時にこのカウンターパニックに陥ると、人形が流されているかのごとく無反応で沈んだり流されたりします。

ショックを受けパニックに陥った時に「パニック」になるか「カウンターパニック」になるかの割合ですが、海外では「パニック」:「カウンターパニック」=9:1、日本では7:3と言われています。騒ぐことを良しとしない日本の風習が影響しているのかもしれませんが、実際に溺れた人を多数見て救助も行ってきた個人的な経験からは、その半数以上がカウンターパニックだと感じます。

またパニックで暴れている場合でも、「元々持っていたイメージよりもおとなしい」というのが正直な感想です。この元々持っていたイメージ自体は個人差があるので、ひとくくりに出来ませんが、はっきり言えるのは「溺れている人=暴れている」と安直に判断してしまうのはやめたほうが良いということです。

今回はパニックとカウンターパニックを紹介しました。この違いを知ってからアクション物、戦争物、ホラー物、サメやワニなどのパニック物の映画やドラマを見ると、パニックもカウンターパニックもちゃんと表現されているのに気付けます!

まもなく8月、油断せず気持ちの良い水辺を楽しんで下さい♪

ハマラボで開催する1Day弓作りワークショップが、先週末無事終了しました。

前回の一泊二日と違い、1日で弓と矢を作り上げるコースです!そう聞くと、「前は2日かけて作っていたものを1日で!」と思われるかもしれませんが、今回は「射つ」ことは試射程度でほとんど行わず、午前中から「作る」事に集中しました。

前回の経験を踏まえ、初回の人はなるべくシンプルなD型やB型の形状の弓を作製します。お一人、今回2度目になる参加者は難易度の高い形状の弓にチャレンジしていましたが、案の定、茨の道に直行する事に(笑)最終的には完成させ他の方と一緒に試射まで行えていたので、本人だけでなくこちらもホッとしました。

D型の弓は弓の元祖で最もシンプルな形ですが、作る時も、射つ時も、矢との関係性も許容量の大きい、穏やかな性格の弓になりやすいです。

リカーブやスタティックリカーブと比べると、同等の弓の場合やや初速低下の傾向は有りますが、安定して射ちやすいため今日でも愛用するベテランも多く、根強いファンがいます。

逆に射つ技術の安定しない初心者にも、射手のミスをある程度許容してくれるため、好ましい形状の弓なのです。

僕は強い弓を射つことが出来ますが、それでもフォームの確認や研究、体の故障や不調時には弱い弓を使って練習もします。

ですから、弱い弓が要らなくなる時ってないんですよね。昔の自分自身がそうだったように、特に男性はなんとか引けるレベルの自分にとって強すぎる弓を作ったり買ったりしがちですが、結果的に上達には遠回りになることが多いです。

今回の参加者は、予想に反して全員が細い径のパイプから加工していたので、基本を正しく身に着けやすく、その弓とも長く付き合っていけるでしょう♪

今回はスケジュールを決めた時に想定していた以上に気温が高く、過酷な作業環境でしたが、皆さん弱音を吐くことも、集中力を切らすこともなく、良い弓を作り上げていました。

お疲れ様でした。

「射つ」にフォーカスしたコースもご期待下さい♪