SOUのYouTubeも準備中ですが、出版でもよくお世話になっている二見龍さんが一足先にYouTubeのスタートを切りました。
そして先日、僕も対談形式で参加させていただきました。

二見さんが昔直面した鉄砲水の怖さ、その際の人々の反応など、実際に水の恐怖にさらされた際のお話が聞けます。
個人的な感想としては、この水の怖さや現場の混乱は、水辺に関わって活動していると、多かれ少なかれ経験しやすいものですが、それが指揮官の立場で経験し語られている部分がレアです!

自分(指揮官)が真っ先に安全な場所へ移動し部隊の掌握を行い、部隊を指揮していくのがいいのか?自分が部隊のしんがり(最後尾)になり隊員の安全を優先しつつ、リスクのある場所から最後に脱出するのがいいのか?
それは、状況によって、また指揮官を含めた部隊の人員によってもベストな選択肢は変化するのでしょう。

この部分を語る時の二見さんの表情や雰囲気が、すごく印象的でした。
指揮官として何度も葛藤し考えてきた問なのだと思います。

お楽しみ下さい♪

すでに開催は発表してある弓を射つワークショップの2期目の案内です。

下のリンクから、詳細をご確認下さい。

前回のワークショップ後には、弓を購入した方が何人かいましたし、「たくさんの矢が欲しい!」と 自作の矢を作り足した人もいました♪今回もタイプ違いの自作弓や、いろんな種類の既成品の弓を見ることができるでしょう。

このワークショップもそうですが、 屋外のフィールドで 弓を楽しむ際のポイントを2つ紹介します。

1つ目は 、目立つ矢を使うことです!

暗い色やアースカラーの矢を使うと、紛失のリスクが高まるだけでなく、矢を回収する際に自分の射った矢を探す時間が増えてしまうからです。

2つ目は、矢をたくさん準備することです。

ワークショップの参加には最低矢を3本ご用意いただいていますが(購入可)、6本以上をオススメします。初心者の頃は狙いを外し矢を壊しがちですし、上達するとある程度の数をまとめて射ったほうが、自分の癖や技術の傾向を知ることが出来ます。ワークショップ参加の際はご検討下さい。

今年もよろしくお願いします。

SOUのワークショップは一昨年から 始まりましたが、活発に動き出したのは去年からです。

そして今年は!?

今の段階で決まっているのは2つ、弓を射つワークショップ と、ナイフメイキングワークショップです。

・弓は、2/5-6で御前山

・ナイフメイキングは、3/19,20,4/10の3日間でハマラボ

弓を射つワークショップは、一番寒いと思われる時期に行いますが、実は本来猟期は冬なんです。

もちろん、日本では弓での狩猟は禁止ですが、海外の多くのハンターはその寒さの中で獲物を追い、待ち、冷えた体で弓を引き、かじかんだ手で矢を放つのです!

暖かい時期だと簡単に出来た事も寒さの中では難しかったりします。矢を取り出し弓につがえる。ただそれだけの事が一苦労になる事も。

寒さ対策で着ていた上着に弦がぶつかり、狙いを外す!

海外のボウハンター達の苦労と工夫に触れることができるでしょう。

去年同じワークショップに参加された人だと、そのコンディションの違いが明確に感じるでしょう。

ナイフメイキングの方は、モノ作りに適した心地よい季節の開催となります。

どちらのワークショップも詳細は近日発表しますので、お待ち下さい♪

肩を痛め、いつも使っている弓が全く射てなくなりました。

弓の強さはポンド(#)で表されるのですが、昔競技にも少し出ていた頃48#を使用していました。

そこから62#→58#→36#→40#→45#そして今回入手したのが28#。

今の所62#がピークです。

そこから58#に落としたのは、練習量が減って62#を射ち続けるのが厳しくなったので、少し落としました。

その後10年近いブランクの後で再開時に36#から再スタート。大きくポンドダウンして慎重に鍛え直し。

今回の28#は自分でも信じられないぐらいの弱弓ですが、28#でさえ肩が痛んで射てなかったので、左右の腕の役割を逆にして、左利きの人と同じ射ち方(左射ち)を練習することにしました。

射つ動作自体もぎこちないですが、クイーバー(矢筒)から矢を取り出し矢を弓につがえる、射つ以外の動作全てが予想以上にぎこちなく、笑ってしまいます。

長く弓を射ってきたので、すっかり忘れていた初心者の頃の気持ちを思い出しました。これはワークショップで射ち方を伝える際にプラスになるはずです!

前回の弓ワークショップ動画

早く今まで通り右射ちに戻したいのですが、ちょっとずつ慣れてきた左射ちをもっと練習したくもあります。

せっかくなので、左右どちらでもしっかり当たる様にしますね♪

弓に付ける道具でプランジャーと言うものがあります。


それは矢を弓につがえた時に、矢の側面を支える道具なのです。

このプランジャーの働きや効果を説明するには、長々と書かなければいけないので、今回はざっくり割愛して一言(?)で言うと、「調整が楽になる道具」と言えるでしょう。

このプランジャーが誕生する前もきちんと調整された弓と矢は、矢を綺麗に飛ばすことができました。それはもちろん今も同じです。


その「調整された」というところがポイントで、矢を高い次元で綺麗に飛ばし安定して命中させるには、正しく調整する必要があるんです。


そのためには、弓と矢の組み合わせだけでなく、射手の射ち方まで影響するんです!

オリンピックスタイルの競技アーチェリーでは、超初心者以外は必ずと言っていいほど全員が使っているプランジャーですが、弓から横方向に少し飛び出て、収納時にちょっと邪魔なんです。


競技アーチャーは、いちいち弓本体から外して別に収納する人が多いですが、ズボラな私は弓に付けっ放しで収納〜運搬する事が多いです。


ですから、少しでも短くしようと、短くカットしてみました♪(勢い余って、2本もカット!)

カットすると言っても、プランジャーの中にはスプリングが入っていたり、そのスプリングのテンションを調整するための工夫が詰まっていたりと、単純にぶった切ればいいというものでもありません。


元々このプランジャーが持っていた性能は極力落とさない様にしながら、短くしようとチャレンジしたら、約1cmほど短縮することに成功しました♪


たった1cm、されど1cm!…

きも〜ち、収納しやすくなりました♪


そう思い込みます(笑)

実際はあんまり変わりません(爆)
次回は別の手考えよう。

先日、都内の某アーチェリー場を利用するための認定試験を受けてきました。

区や市が運営するアーチェリー場では認定試験を行い、「安全に弓矢を取り扱う&的に当てることができる」と判断されると、認定証が交付され、その射場を利用することができます。

というのが僕の知る範囲では一般的。

ですから、細かい例外はいろいろありますが、基本的には利用したい射場の認定試験を合格しない事には、その射場を使えません!

今回認定試験を受けたその射場は、複数のSOU社員が比較的通いやすい場所にあるので、僕も新たに認定証を手に入れるためにチャレンジしてきたのです。

認定証交付の合格ラインは、射場ごとに幅があります。

今回の射場は合格点数が低く、利用者に優しい射場でしたが、僕はベアボウといって、照準器を使用しないスタイルでの受験だったので、ものすごく分が悪い戦いだったのです。

しかもここ3年ほどモンゴル式の射ち方ばかり練習していたので、地中海式のベアボウスタイルは3年ぶり!バクバクですよ(笑)

試験は30mで1ゲーム(36射)射ちます。360点満点。

僕の結果は277点。そんなに良い結果ではありませんが、一緒に受験した二見君共々合格です♪

このブログでいろいろ偉そうなことを書いてきて、ここで不合格だとカッコつかないですが、合格できてよかったです。

地中海式のベアボウで300点を超えたいところですね♪

でも、モンゴル式も練習したいし、悩ましい(笑)

ベアボウの試合出場も少し考えているので、もし出場することになれば、また報告しますね。

先日、弓を射つことにフォーカスしたワークショップを行いました。オリンピックスタイルのアーチェリーであれば教えてくれる所は色々ありますが、サバイバルシチュエーションで自作する様な原始的な弓の射ち方や、当て方を教えてくれる所は、珍しいのではないでしょうか?

参加者の方は、これまでの弓制作ワークショップで自作した弓を使う人や、ネットで気になった弓を購入してくる人などいろいろいましたが、今回のワークショップのポイントは「サイトの無い弓でもしっかり当てられる様になる!」なので、基本的にはどんな弓でも共通するのはサイトが無い事です。

今回の参加者はみんな上手くなりましたよ〜♪

座学もほぼ森の中!

的は朽ちかかった切り株や、廃棄されていたゴミ(ポリタンクなど)、風船を今回は使いました。使用したゴミは回収して帰るので、環境の改善にも貢献しています♪風船は当たるといい音を出しながら割れるので、当たったことを周囲にアピールできるしなんかテンション上がります(笑)

2日目の午後は森の中を全員で移動しながら、安全に射てる場所を探し、一本の矢で勝負します。全員との一発勝負です!これは、ロービング とも呼ばれる練習で、フィールドアーチェリー競技にも通じます。この練習で得るものは多く、・距離読み・平地だけでない様々な環境の中での射・一発勝負に怯まない強いマインドだけでなく、なにより安全の確保を意識する様になります。

的周辺は安全か?的周辺に矢を弾く硬い岩などが無いか?十分なバックストップがあるか?自分の前方(矢の通り道)に人がいないか?斜面などの不整地であっても安全に射てるだけの安定を確保できているか?移動間に弓や矢に破損はないか?などなど考えることは非常に多いですが、これは本来アーチャーが矢を射つ度に常にチェックすべき事項です。しかし、管理された射場だけで射っているとついつい疎かにしがちであり、それが重なり考えることさえしなくなりがちな重要な項目なのです。自分の感覚と頭を使う事を忘れてはいけません!

なんと、弓が折れるまで射ち続けた猛者もいました!!

お疲れ様でした。また一緒に射ちましょう♪

先日、弓製作1Dayコース2期目と、ナイフ製作ワークショップ4期目が行われました。
どちらとも、天気も気温も良く快適なワークショップになり、新たな弓矢やナイフが誕生しました♪

弓ワークショップでは、矢に付ける羽根の形状や付け方に工夫を凝らす人も多く、見ていてこちらも楽しかったです。1期目からの参加者さん独自のアイデアや工夫も脈々と受け継がれています♪

本来弓はグリップを境に上下のリム(曲がる部分)の強さが意図的に変えてあるのが普通ですが、通常その強さの差は極僅かなものです。今回の受講生の中にはその差が大きく、一見アンバランスに見える仕上がりになった方もいますが、実際に射ってみるとすごく射ちやすいんです!


これにはビックリしました。なので、無理に修正せずにそのままの形で最後まで仕上げました。
セオリー通りでなくても、大当たりがある!弓って奥が深いですね。僕にとっても新たな発見でした。

ナイフの方は、まだ最終日を1日残していますが、とても順調に作られています。


今回の参加者の方も左利き!このナイフ作りワークショップは、左利きの方の参加率が高めですが、細かい部分を左利き用に仕上げることができるので、自作のメリットが活きてきます。左利き用の道具は世の中に多くないので、左利きの参加者の方にはいつも喜ばれます♪
そして、今回の参加者の方は、ブッシュクラフトで人気のファイヤースターターを擦るための、ストライカー機能もナイフに盛り込んでいました。正直、このストライカー機能は、多くの方が付けると思っていたのに、SOUのワークショップでは今回の参加者の方が初めてです。実際に使ってみた結果が気になりますね♪

僕はいろんな物を「自作」してきましたが、根本から自分に合わせて作れる所は、大きな魅力の一つです。ぜひ皆さんも自作の喜びを感じてみて下さい♪

矢には相反するとも言える2つの宿命(?)があります。1つ目は、「弓矢という道具の命中精度の大部分を矢が担っている」事です。そう書くと弓本体を軽視しているかの様に思えるかも知れませんが、そうではありません。弓矢は基本的に複数の矢を1本の弓で射ちますので、弓は同じものを使います。それに対して矢は複数本射つということは、全ての矢を同じクオリティやコンディションに保っておかないと、高い射撃精度は求められないからです。安定した命中精度を実現させるためには、高い「同一性」を求められるのが矢なのです。

2つ目の宿命は、「矢は消耗品である」という事です。昔の戦であれば、多くの矢が使い捨てになったでしょう。海外で行われるハンティングの際も、獲物に命中しても外れても、矢が破損することは珍しくありません。競技であれば簡単に壊れることは少ないですが、それでも的を外したり、継矢と言って的に刺さっている矢に命中させると壊れることもあります。それは上手くなればなるほど発生しやすい現象ですので、やっぱり消耗品なんです。


ですから、状況や競技スタイルで違いはありますが、1〜2ダースぐらいは全く同じコンディションの矢を揃えておきたいものです。

矢が自分の思った所に当たらなかった時、自分自身のミスだったのか?それとも、道具(矢)が悪かったのか?
矢がキチッと同じコンディションで揃っていれば、そんな事を考える事無く、自分の技術向上に務めることが出来ます。本気で上手くなろうとした時には、良い道具を使うことが上達の近道です。

自分で矢を組み上げたり、一から作っている時は、綺麗に飛ぶように、よく当たるように願いを込めながら丁寧に作ります。その矢を射つ際は当たって欲しいという思いと、壊れてしまう覚悟を持って、弓に番(つが)えます。
その後〜発射を終えるまでは、そのような思いは「雑念」となりますので切り離しますが、長く使ってきた矢ほどその1本1本にはいろんなドラマが詰まっていますので、クイーバー(矢筒)から抜き出した時は感慨深いのです♪

矢の素材は、木や竹などの天然素材からアルミに移行し、近年競技ではカーボンやカーボンとアルミの複合材が主流になっています。
僕はどれも使いましたが、アルミ矢が一番使用頻度が高いです。理由は、耐久性があり、高い均一性と安定した射ち心地で、比較的安いから。

僕は、海外のショップから矢を構成するパーツを購入し、自分で組み上げます。矢尻(=ポイント)、シャフト、羽根、ノックを自分の好きなタイプや色を選択しまとめて購入する事が多いです。
それらのパーツが到着すると、羽根を自分の好きなサイズや形にカットしてから作り始めます。



こうやって20年以上自分で使う矢は作っていますが、サバイバルの観点からは、パーツを買ってきて組み上げるのではなく、自然界やもっと身近なものから採取して矢を作りたいとも思っていて、アルミ矢作りと同時進行で、いろいろ作ってきました。この辺りは「弓矢製作ワークショップ」の理念に共通します♪
https://souunit3.com/ワークショップ/2/

シャフトの素材としては木や竹(=笹)を使うことが多め。木も竹も実際に作ってみると、竹の方が作りやすく、完成品の性能も高いと感じます。もちろん、入手できる素材次第でその辺りは変わってくるでしょうが、自分で試した範囲ではそうでした。

日本各地の戦国大名が、自分の領内に笹をたくさん植えて戦に備えたのも同じ思いからでしょう。木よりも笹の方が成長も早いので、たくさんの矢を準備するにも向いていますしね。


海外の資料には、河原に生える「葦」を使った矢も登場し、優秀な矢になると書いてありますが、日本の葦を使って試した結果は、圧倒的に強度不足でした。
特別な製法があるのか?日本の葦とは強度が違うのか?は、まだ判明していませんが、笹以上に大量に生えると思える葦が優秀な矢になるならありがたい!
しかし、日本国内で葦の矢がポピュラーでない以上、日本では葦よりも笹を使った矢の方が明らかに良いのでしょう。そうでなかったら、大量の矢が必用とされていた戦国時代には、葦の矢も使用されていたでしょうし、その記録を目にする機会がありそうですから。


このブログを読んでくれている方は、サバイバルやブッシュクラフトに興味がある人が多いと思います。「〇〇で作った矢が良かった!」「〇〇が良いらしい!」など情報や経験があれば、ぜひ教えてください♪

今月最後の週末には、弓矢制作ワークショップが開催され、また新たな矢が誕生します。受講生の方々がどんな矢に仕上げるのか?それを見るのが今から楽しみです♪